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【鍵-1】 昔の炭鉱住宅を思わせる木造住宅。そこはどうやら作業場のようだが、中は空家のように家具も無く、ただ畳が敷いてあるだけだった。まだ幼い息子と私は家へ帰るため外に出ようとすると「おしっこ」っと息子が言った。「ほら、早く行っておいで。」っというと、トイレは真っ暗で怖いという。私は「こわいやろぉーっ」っと冗談半分で子どもをからかうと「こわくない!」っとトイレを済ませて戻ってきた。 さて、家へ帰ろうと鍵をかけようとすると、その鍵は閉めることが出来ても開けることの出来ない鍵だった。 「これをかけてしまうと、自分がここへ来るときに開けられない。そうか…、開ける鍵は妻が持っているんだ。ここへ一緒来るなら問題ないが、俺一人で来ることがあるかも知れない。さて、どうしたものだろう。」そうしばらく考えたが、結局、無用心にするわけにもいかないので「まあ、いっか。」と、鍵をかけて帰ることにした。 ■私の解説 息子が真っ暗の中を勇気を出して用を足して戻ってきたというのは、彼は今、生理的に満たさ状態だとは考えられないだろうか。そして空家のように空っぽの部屋に鍵をかけようとするのは、もうそこは過去の場所となっている、が、しかし、戻ってくるかもしれないというのは、まだ少しそのこと(場所)に対して未練があるかもしれない。そして結局は「まあ、いっか。」と鍵をかけた。もし、そこへまた戻ることがあるなら、その時に考えたらいいだろうという楽観的な考えを持っていることが考えられる。 【おもちゃの鉄砲】 息子三人と、火薬を入れて「バン」っと鳴らす鉄砲の遊び方を教えている。 【鍵-2】 客から注文を頂いた家具を仕上げ、それに付ける鍵を用意する。その鍵はダイヤルの数字を3つ合わせたら開く仕組みになっていて「●・●・●」っと設定する。しかし、こうして合わせて納品してしまうとみんなに鍵の開け方がわかってしまうではないか。さて、どうしたものだろう…。考えた結果、やっぱり自分たちがわかっている方がいいのだから、これでいいだろうと考え直し、そのまま納品することにした。 ■私の解説 同じ夜に二度も「鍵」についての夢を見ている。鍵は、許されたもの以外の進入を防ぐために用意されたもの。しかもダイヤルは自分の誕生日に設定している。他人を自分の領域、若しくは心情の中に進入させないためのガードを考えているのかもしれない。